請求書をまとめてPDFで出す|各社の上限件数を調べた
請求書をまとめてPDFで出す|各社の上限件数を調べた

月末に20社ぶんの請求書ができあがりました。メールに添付するには、請求書のPDFファイルが20個必要です。請求書を1枚ひらき、ダウンロードのボタンを押し、また次の請求書をひらく。これを20回くり返します。

この20回を1回にするのが「一括PDFダウンロード」です。請求書の一覧画面で、ダウンロードしたい請求書にチェックを入れます。ボタンを1回押すと、全社ぶんのPDFファイルが出力されます。

ここで気をつけたいのは、一度にチェックを入れられる枚数に上限があることです。上限は会社によって100件から25,000件まで開きがありました。7サービスの公式ヘルプを読みました。

※ 内容はすべて 2026年9月15日 に各社の公式サイト・公式ヘルプで確認したものです。比較サイトやアフィリエイト記事は根拠に使っていません。

この記事は請求書メーカー(複数の請求書を1画面でまとめて編集できるツール)をつくる過程で調べたものです。

一度に選べる件数は、100件のところと25,000件のところがありました

7サービスすべてに、複数の請求書をまとめてPDFでダウンロードする手順が公式ヘルプに載っていました。ただし件数の上限を書いていたのは3サービスだけです。

表の記号は次の意味で使います。○=公式ヘルプに手順が書かれている。「記載は見つからず」=探した範囲の公式ヘルプに書かれていなかった。「記載は見つからず」は、できないという意味ではありません。

サービスまとめてPDFで出せるか一度に選べる件数
freee請求書最大100枚
Misoca記載は見つからず
マネーフォワード クラウド請求書記載は見つからず
INVOY○(請求書だけ)記載は見つからず
board記載は見つからず
MakeLeaps25,000件
ジョブカン見積/請求書100件

数字を書いていた3サービスの原文です。

一括ダウンロード時に選択可能な対象となる帳票は、一覧画面の1ページ内に表示されている帳票のみです。最大100枚同時に出力できます。(freee請求書)

freee請求書は100枚までで、しかも一覧の1ページに出ている請求書しか選べません。1ページ目と2ページ目の請求書を、またいで選ぶことはできません。

※一度にダウンロードできる件数は100件まで可能です。合計請求書・支払明細書は25件まで可能です。(ジョブカン見積/請求書)

ジョブカン見積/請求書も100件までです。ただし2種類だけは25件が上限です。複数の請求をまとめて1枚にした「合計請求書」と、支払った金額を並べた「支払明細書」です。

書類一覧ページから一括ダウンロードできる書類件数:25,000件 (各書類の枚数は関係なし/ 一括ダウンロード件数が2,500件を超える場合には、ダウンロードファイルが分割されます)(MakeLeaps)

MakeLeapsは25,000件までです。2,500件を超えるとファイルが分かれます。請求書が何ページあっても、数え方は1件です。

残る4サービスは、探した範囲のヘルプに枚数の上限が書かれていませんでした。INVOYだけは、まとめてダウンロードできる書類の種類が請求書に限られています。

請求書のみできます。(INVOY)

INVOYで見積書や納品書をまとめてダウンロードすることはできません。

件数の前に、契約しているプランが条件になります

100件や25,000件という上限は、機能が使えるプランを契約している人の話です。プランの条件を公式に書いていたのは3サービスでした。

「印刷用ファイルの一括作成(PDF化)」機能を利用するためには、「ビジネスプラン」「パーソナルプラン」「パーソナルプラスプラン」のいずれかを契約している必要があります。(マネーフォワード クラウド請求書)

マネーフォワード クラウド請求書では、まとめてPDFを作る機能を「印刷用ファイルの一括作成」と呼びます。個人向けでいちばん安いパーソナルミニは、この3つに入っていません。

PDFファイルで一度にまとめてダウンロードできるプランは下記のとおりです。(freee請求書)

freee請求書では、スタンダードプラン以上を契約している人だけが使えます。freee会計から使う場合は法人のスタータープラン以上で、個人向けには「なし」と書かれています。

※有料プラン以上でご利用いただけます。(MakeLeaps)

MakeLeapsの無料プランでは、まとめてPDFをダウンロードできません。

いっぽうジョブカン見積/請求書は、ヘルプの冒頭にプランの表を載せています。トライアル・スタンダード・プロフェッショナルの3つとも○でした。お試し期間中でも、まとめてPDFをダウンロードするところまで試せます。

PDFをダウンロードせずに、そのままメールで送る機能もあります。プランの条件は請求書の一括メール送信を調べた記事に書きました。

出力方式は1つのPDFか、ZIPかのどちらかです

請求書20枚を選ぶと、20枚が1つのPDFにつながる場合と、PDFが20個できてZIPにまとまる場合があります。どちらになるかは押すボタンで決まります。

freee請求書は、ダウンロードの前に確認画面が開きます。

「複数ページを1つのPDFにまとめる」のチェックボックスを外します。※ダウンロードファイルはzipファイルで出力されます。(freee請求書)

freee請求書はチェックを入れたままなら1つのPDF、外せばZIPです。紙に印刷するならチェックを入れたまま、メールに1社ずつ添付するなら外します。

boardは、ボタンが2つに分かれています。

複数の請求を選択してPDF出力(ブラウザーにPDF表示)した場合は、1つのPDFファイルとして出力されます。(board)

複数の請求を選択してPDFダウンロードした場合は、1ファイル1請求書というかたちでPDFファイルが分かれて生成され、ZIPで1つのファイルにまとめられてダウンロードされます。(board)

boardは「PDF表示」を押すと1つのPDF、「ダウンロード」を押すとZIPです。

2枚以上の文書をPDFでダウンロードする場合は、zipファイルとしてダウンロードされます。(Misoca)

Misocaは1枚ならPDF、2枚以上なら自動でZIPになります。

※ダウンロードファイルはzip形式でパソコンに保存されます。(MakeLeaps)

MakeLeapsは1つのPDFにまとめる選び方がなく、いつもZIPです。

ジョブカン見積/請求書もZIPです。ただしボタンを押しても、その場ではファイルがダウンロードされません。[データ連携]の[書出一覧]という画面に行き、できあがった行のダウンロードを押して受け取ります。

毎月おなじ取引先へ金額だけ変えて出す手順は、10社分をまとめて作る記事にまとめています。

私たちがつくっているものの話

ここからは自分たちの話なので、興味がなければ読み飛ばしてください。

私たちが作っている請求書メーカーには、10社ぶんの金額を1画面に並べて打ち込む「一括編集」の画面があります。そこで打ち込んだ10社ぶんの請求書は、そのまままとめてPDFにできます。

ただし、この記事で挙げたサービスのような件数の上限を、私たちは公表していません。数百件を一度に出したい方は、上限が公式に書かれているサービスを選ぶほうが確かです。私たちが向き合っているのは、毎月10社から30社ぶんを出している人です。

複数の請求書を、1画面でまとめて編集できるツールをつくっています

取引先ごとの請求書を1画面に並べて、その場で金額や明細を直せます。直したらまとめてPDFに出力。URLを開くだけで使えて、インストールもログインも要りません。月額はかからない買い切りで、インボイス制度の記載事項に対応したPDFを出力します。

請求書メーカーの詳細と無料デモを見る

モニター価格 10,000円(税別)・先着5名様まで/購入前に実際に触れるデモをご用意しています

この記事で参照した公式ページ(すべて2026年9月15日確認)

※ 仕様やプランの条件は変更されることがあります。契約する前に各社の公式ページで最新の記載をご確認ください。