請求書をCSVで一括作成するやり方を4サービスの公式手順で比べた
請求書をCSVで一括作成するやり方を4サービスの公式手順で比べた

毎月10社分の請求書を1件ずつ作るのが大変なので、CSVでまとめて作れないか。主要な請求書サービスにはたいてい「CSV一括作成」の機能があり、公式ヘルプに手順が載っています。

ただ、手順を最後まで読むと、どのサービスでも途中で表計算ソフトを開いてCSVを編集する工程が入ります。「まとめて作れる」の中身は、正確には「表計算ソフトで作った表を、まとめて取り込める」です。

この記事では、Misoca・マネーフォワード クラウド請求書・freee請求書・INVOY の4サービスについて、公式ヘルプに書かれている手順をそのまま並べます。 どこが同じで、どこが違うのか。そして、使うのにどのプランが要るのか。

「そもそも一括編集という機能があるのか」は請求書を「一括編集」できるツールはあるかに、「一括作成と一括編集は何が違うのか」は一括「作成」と一括「編集」は別物に、「作ったあとでまとめて直せるか」は複数の請求書の金額を、まとめて直す方法はあるかにまとめてあります。

※ この記事の内容はすべて 2026年8月30日 に各社の公式サイト・公式ヘルプで確認したものです。比較サイトやアフィリエイト記事は根拠に使っていません。

この記事は請求書メーカー(複数の請求書を1画面でまとめて編集できるツール)をつくる過程で調べたものです。

4サービスとも、手順の形はほぼ同じでした

先に結論を書きます。細部は違いますが、流れは4サービスで共通しています。

1. 一覧画面から一括作成(一括追加・CSVインポート)の画面を開く

2. テンプレート(サンプルCSV・フォーマットファイル)をダウンロードする

3. ダウンロードしたCSVを開いて、必要な情報を入力して保存する

4. 同じ画面に戻ってファイルを選び、アップロードする

5. 取り込み結果を確認する

このうち 3が、表計算ソフトを開く工程です。ここで何行も入力し、列を間違えず、文字コードを合わせる必要があります。1〜2と4〜5はクリックで終わるので、作業時間のほとんどは3に乗ります。

「CSV一括作成」という機能名から想像するのは1と4と5の部分だと思うのですが、実際に時間がかかるのは3です。ここから、4サービスそれぞれの手順を見ていきます。

Misoca|テンプレートが「UTF-8版」と「Shift-JIS版」に分かれています

Misoca(弥生)の公式サポート「請求書をCSVで一括作成する」には、次の手順が書かれています。

請求書の一括作成画面に移動します。[請求書一覧画面]で[一括作成/郵送]をクリックして、一括作成画面に移動します。

テンプレートをダウンロードして、必要な情報を入力します。

テンプレートをアップロードします。[ファイルを選択]からアップロードするファイルを選択します。

郵送する請求書を確認します。

ここで注目したいのが、テンプレートのダウンロードの説明です。公式ヘルプの本文に、こう書かれています。

記入用テンプレート(WindowsのExcelで使用する方はShift-JIS版)をダウンロードして、ダウンロードしたCSVファイルに必要情報を入力してください。

同じページの下部では、テンプレートが2種類に分けて置かれています。「UTF-8版」と「Shift-JIS版(Excelで使用する場合)」です。

つまり、サービス側が「あなたはこれをExcelで開くだろう」という前提で設計しているということです。文字コードの選択がユーザーに委ねられているのは、そこで表計算ソフトが介在することが分かっているからです。

編集時の注意も明記されています。

テンプレートの1行目はヘッダーとして必要なため、削除・変更はしないでください。

なお、Misocaは料金プランのページの機能比較表で、「請求書のCSVアップロード」を無料プランを含む全プランで利用可としています。4サービスの中で、無料のまま一括作成まで使えるのはMisocaです。 この点はMisocaの強いところだと思います(ただし無料プランは請求書の作成が月10通までなので、通数の上限が別途かかります)。

一括作成画面では、月内の作成枚数が上限に達した場合にメッセージが表示される旨も書かれています。

マネーフォワード クラウド請求書|先に「縦並び」か「横並び」かを決めます

マネーフォワード クラウド請求書の使い方ガイド「帳票をCSVアップロードする方法」(更新日 2026年7月10日)は、手順を7ステップで書いています。

「請求書一覧」画面で「CSV一括追加」をクリックします。

「CSV一括追加」画面で「サンプルCSV」タブを選択します。

「品目の形式」と「文字コード」を選択し、「ダウンロード」をクリックします。

ダウンロードしたサンプルCSVに請求書の情報を入力します。

「CSV一括追加」画面で「CSVのアップロード」タブを選択します。

「CSVファイル」の「ファイルを選択」をクリックし、編集したCSVファイルを選択します。

「ご注意事項」を確認し、問題がなければ「アップロード」をクリックします。

このサービスの特徴は、ダウンロードの前に「品目の形式」を選ぶところです。ガイドには2つの形式が説明されています。

「縦並び」のサンプルCSVでは、複数の行で1枚分の請求書情報を入力できます。

「横並び」のサンプルCSVでは、1行に1枚分の請求書情報を入力できます。

そして横並びには、次の注記が付いています。

品目を複数登録する場合は、同じ行の右側に「納品日」から「品目消費税率」までを1セットとして入力する必要があります。

品目が増えるほど右に列が伸びていく形です。ガイドはこれを「1回のCSVアップロードでより多くの請求書を作成する場合に適しています」と説明しています。逆に縦並びは「品目情報の集計に適しています」とされていて、どちらを選ぶかは表計算ソフト上での作りやすさの話になります。

編集してはいけない列も指定されています。

A列「csv_type(変更不可)」は編集せずにご利用ください。

もうひとつ、実務で効きそうな注意書きがあります。

各項目の推奨文字数を超えている場合、CSVアップロードが成功しても、クラウド請求書のサービス画面上では情報を編集できません。

アップロード自体は通るのに、あとから画面で直せなくなるという条件があるということです。「備考」は2,000字以内、「品名」は450字以内といった具合に、項目ごとの上限がガイドの表に書かれています。

<ご注意>には3点が挙げられていて、そのうちの1つが次の一文です。

CSVアップロードを利用した帳票の一括編集はできません。

これは前回の記事で扱った論点なので、ここでは繰り返しません。CSVアップロードは「作る」ための機能であって、「直す」ための機能ではない、とだけ押さえておきます。

freee請求書|個人向けプランは対象外だと書かれています

freee請求書のヘルプ「帳票をCSVで一括インポートする」(更新日 2026年4月27日)は、機能の説明をこう始めています。

freee請求書では、請求書や見積書などの書類を一括インポートできます。フォーマットで定められた情報を入力しておくことで、そのファイルから一括で書類を登録することができます。

手順は次のとおりです。

インポートしたい各帳票を開きます。

[▼]→[CSVインポート]ボタンをクリックします。

インポート画面が表示されますので、「ファイルを選択」またはファイルをドラッグ&ドロップし、ファイルをアップロードします。

アップロード完了後、画面上に「アップロードが完了しました。登録ボタンによりインポートが開始できます」というメッセージが出ますので、[登録]ボタンをクリックし、インポートを開始します。

このサービスで最初に確認すべきなのは、手順よりもプランの条件です。 同じページの「インポート出来る帳票類」の注意書きに、次の記載があります。

【個人】

freee会計個人のすべてのプランで利用不可です。

法人側についてはこう書かれています。

freee会計法人スタータープラン・スタンダードプラン・アドバンスプラン(または旧プロフェッショナルプラン)・エンタープライズプランでは、無制限にCSVファイルを一括インポートすることが出来ます。

ひとり法人プラン(または旧ミニマムプラン)、旧ベーシックプランは、利用不可です。

個人事業主として freee を使っている場合、この機能は選択肢に入らないということになります。ひとり法人プランも同様です。

利用にあたっては規約への同意も要ります。

本機能については、基本料金とは別に利用料金が発生するため利用規約に同意する必要があります。

その利用料金についても、ページに明記されています。

CSVインポートなどによって作成された帳票をメール送付した場合、1件95円(税抜)が基本料金とは別に発生します。

作ること自体ではなく、作った帳票をfreeeからメール送付したときに従量課金が発生するという設計です。同日中に同じ取引先へ複数送っても1件としてカウントされる、とも書かれています。

上限は具体的です。CSVファイル行数60,000行/1帳票の明細行数500行/CSVファイルサイズ100MB。 4サービスの中で数値がいちばんはっきり書かれているのはfreeeです。あわせて「複数ファイルの同時アップロードには対応していません」という記載もあります。

文字コードの説明も明示的です。

※Windows・Macどちらも対応した「UTF-8 with BOM」をご用意しております。

そしてCSVの構造には、他社にない特徴があります。1枚の請求書を「本文行」と「明細行」に分けて書くという形式です。

「本文」行の項目と「明細」行の項目は、それぞれ行を分けて入力する必要があります。

つまり、請求書1枚がCSVの1行に収まりません。行の意味を列で切り替えながら入力していくことになります。

INVOY|取引先の登録が先。それもCSVです

INVOYのよくある質問「取引先や請求書の作成データのアップロード、ダウンロードはできますか。」には、取引先情報のアップロード請求書作成データのアップロードの2つが並んで説明されています。順番が決まっています。

請求書作成データを用いて請求書を作成する場合、取引先情報を事前に登録する必要がございます。

そして、請求書側にはこの条件が付きます。

※請求書をCSVアップロードで作成する場合は取引先コードを必ず入力してください。

取引先マスタをCSVで整えてから、請求書のCSVを作る。 2段構えです。初回は取引先のCSVも作ることになります。

請求書側の手順はこうです。

メニューより発行>請求書から「▼」ボタン>CSVアップロードを押す。

請求書のCSVアップロードというウィンドウが表示されるので、「サンプルCSVダウンロード」を選択し、ファイル形式を選んでテンプレートファイルをダウンロードする。

下記画像のようなCSVファイルが開くので、2行目のサンプルを参考に3行目以降から必要事項を入力して保存する。

2行目がサンプルで、入力は3行目からという点は、他の3サービスと違うところです。テンプレートを開いていきなり2行目に書き始めると、サンプル行を上書きしてしまいます。

件数の目安も書かれています。

※一度にアップロードできるのは50件程度ですのでご注意ください。

品目の数についてはこうです。

11件以上の品目を登録する場合は、1行目の項目「品目10」の後ろから続けて「品目11」以降を追加してください。

列を自分で足すという操作です。ここは完全に表計算ソフトの作業になります。

文字コードの注意書きは、Misocaと同じ方向を向いています。

※使用できる文字エンコーディング方式はUTF-8とSHIFT-JISです。Excelで編集する場合は、SHIFT-JISをお使いください。

日付の形式も指定されています。「2019-01-01」または「2019/01/01」の形式で入力する、と書かれています。表計算ソフトは日付を勝手に別の表示形式に変えることがあるので、ここは実務でつまずきやすいところだと思います。

なお、INVOYは公式ヘルプで、Freeプランでは資金繰り表と口座自動連携以外のすべての機能が使えると説明しています。帳票まわりが無料で厚いのがINVOYの強いところです。

4サービスの手順を1つの表にまとめます

Misocaマネーフォワード クラウド請求書freee請求書INVOY
入口の画面請求書一覧 →[一括作成/郵送]請求書一覧 →「CSV一括追加」帳票を開く →[▼]→[CSVインポート]発行>請求書 →「▼」→ CSVアップロード
ひな形の入手記入用テンプレート(UTF-8版/Shift-JIS版)サンプルCSV(品目の形式と文字コードを選択)フォーマットファイル・サンプルファイル(帳票種別ごと)サンプルCSVダウンロード(ファイル形式を選択)
文字コードUTF-8/Shift-JIS を選ぶダウンロード時に選択UTF-8 with BOMUTF-8/SHIFT-JIS(Excel編集時はSHIFT-JIS)
入力の開始行1行目はヘッダー(削除・変更不可)A列「csv_type(変更不可)」は編集不可「本文」行と「明細」行を分けて入力2行目がサンプル、3行目から入力
1回の上限月内の作成数の上限に達するとメッセージガイドに件数の記載は確認できず60,000行/明細500行/100MB一度に50件程度
事前の準備取引先名称を「取引先」画面と一致させる取引先名称がfreeeに未登録だとエラー取引先コード(取引先の事前登録が必須)

表にすると、違いは「どこで表計算ソフトを開くか」ではなく「表計算ソフトで何をどこまでやるか」だと分かります。 4サービスとも、開くこと自体は避けられません。

「Excelで開く前提」と書いているのは、私ではなく各社のヘルプです

冒頭に「どのサービスでも途中で表計算ソフトを開く工程が入る」と書きましたが、これは感想ではありません。各社の公式ヘルプが、Excelを名指しで書いています。

  • Misoca:「記入用テンプレート(WindowsのExcelで使用する方はShift-JIS版)」
  • INVOY:「Excelで編集する場合は、SHIFT-JISをお使いください。
  • freee請求書:「※Windows・Macどちらも対応した「UTF-8 with BOM」をご用意しております」

freeeの「UTF-8 with BOM」は、BOMを付けておかないとExcelで開いたときに文字化けするという事情への対応です。マネーフォワードの「横並び」形式も、1行に1枚分を入れて品目を右へ伸ばしていく構造なので、表計算ソフトで扱うことが前提になっています。

これは各社の設計の手抜きではありません。CSVという形式を選んだ以上、編集する道具は表計算ソフトになるという、避けようのない帰結です。各社はその前提を隠さず、むしろ丁寧に注意書きを添えています。

問題は、「請求書ソフトを導入して、表計算ソフトから離れたかった」という当初の動機と、この工程が噛み合わないことです。CSV一括作成は、表計算ソフトの作業を減らす機能ではなく、表計算ソフトで作った表を取り込む機能です。

つまずきやすいのは、文字コードよりも「マスタとの一致」だと思います

文字コードは1回決めれば以後は同じで済みます。それより毎回効いてくるのは、取引先マスタとCSVの突き合わせのほうです。3サービスに条件が書かれています。

取引先名称がfreeeに登録されていない場合には、エラーが発生します。(freee請求書)

「取引先」画面に登録されている取引先に紐づける場合は、「取引先」画面の「取引先名」と一致させてください。(マネーフォワード クラウド請求書)

※請求書をCSVアップロードで作成する場合は取引先コードを必ず入力してください。(INVOY)

取引先名の表記ゆれが1文字あるだけで止まります。 「株式会社」と「(株)」、全角と半角のスペース、法人格の前後。手で打ち直したCSVでこれを毎月合わせ続けるのは、地味に神経を使う作業です。

取込みが実際に止まったときに、どこを見れば直せるか請求書CSVの取込みが失敗する原因|文字コードと列の並びにまとめました。この記事はこれから取り込む人向けで、そちらはいま止まっている人向けです。

freeeはさらに、勘定科目・部門・品目・セグメントについても「freee会計に登録されていない場合にはエラーとなります」と書いています。会計ソフト側のマスタとも揃っている必要があるということです。

マネーフォワードには、逆方向の注意もあります。

取引先データが紐づく場合、CSVファイル内の「住所」「取引先担当者役職」「取引先担当者氏名」「自社担当者」「取引先都道府県」「取引先郵便番号」でマスタの情報が上書きされます。

CSVの内容がマスタを書き換えるので、古い住所の入ったCSVを使い回すとマスタが古い情報に戻ります。

使えるプランが分かれています

手順とは別に、そもそもどのプランで使えるのかを並べておきます。ここは検討の順番として先に来るはずのところです。

サービスCSV一括作成が使えるプラン(公式の記載)出典の記載
Misoca料金プランの機能比較表で「請求書のCSVアップロード」は無料プランを含む全プランで利用可料金プランページ
マネーフォワード クラウド請求書ガイドの「対象のお客さま」はビジネスプランの法人/パーソナルプラン・パーソナルプラスプランの個人事業主パーソナルミニプランはこの一覧に含まれていません使い方ガイド
freee請求書【個人】freee会計個人のすべてのプランで利用不可。 法人はスターター以上(ひとり法人プラン・旧ベーシックプランは利用不可)ヘルプの注意書き
INVOYヘルプにプランによる制限の記載は確認できず。Freeプランは資金繰り表と口座自動連携以外の全機能が使えると説明されているよくある質問

個人事業主という条件で見ると、この4つはかなり違う結果になります。 Misocaは無料で使え、INVOYもヘルプ上は制限が見当たりません。一方でfreee請求書は個人向けプランでは利用不可と明記されており、マネーフォワードは最安のパーソナルミニが対象一覧に入っていません。

念のため書き添えると、マネーフォワードについては「使えない」と明記されているわけではなく、対象として挙げられていないだけです。契約前には各社の最新のページで確認してください。プランの区分も機能の対象範囲も、改定されることがあります。

boardとMakeLeapsは、少し事情が違います

「請求書サービスのCSV一括作成」でまとめて語られがちですが、この2つは前提が違うので分けて書きます。

board のCSV一括登録は、請求書ではなく案件に対する機能です。公式ヘルプに、取り込める範囲がはっきり書かれています。

見積書・請求書などの明細レベルの情報までは取り込むことができません

取り込めるのは案件情報と見積金額・請求金額の合計までで、1回のアップロードの上限は100件と記載されています。boardは書類を案件ごとに管理する仕組みなので、この機能は主に過去データの移行を想定したものだと説明されています。請求書の明細を毎月CSVで流し込む用途とは別物です。

MakeLeaps は、公式の機能ページに、標準のCSV/Excel一括作成があると書かれています。

MakeLeaps指定のフォーマットを使ってCSVかExcelファイルで一括で書類を作成することができます

そのうえで、自社システムから出力したファイルをそのまま取り込みたい場合は有料オプションになります。

月額3,000円(税抜)がオプション料金としてかかります

「指定フォーマットに合わせるのは標準、自社フォーマットのまま入れるのは有料」という線引きです。ここは分かりやすい設計だと思います。

CSV一括作成が向いている場面

ここまで手間の話が続きましたが、向いている場面は確かにあります。

  • 件数が多い。10社ならともかく、50社・100社なら1件ずつ画面で作るより明らかに速い
  • 元データがすでに表計算ソフトにある。売上管理を表計算ソフトでやっているなら、そこから列を並べ替えるだけで済む
  • 他システムからCSVを出力できる。販売管理や勤怠から出したCSVを加工して流し込む形にすれば、手入力そのものが消える
  • 毎月の内容がほぼ同じ。前月のCSVをコピーして日付と金額だけ直す、という運用に乗せられる

逆に、取引先が10社前後で、毎月の金額だけが変わるという使い方だと、CSVを作り直す手間と1件ずつ画面で直す手間が釣り合ってしまい、あまり報われません。ここが「結局どうすればいいのか」が分かれる境目だと思います。

毎月の内容がほぼ同じなら、CSVを使わずに請求書を自動で作る機能もあります。どこまでが自動になり、どこから自分の操作になるのかは、定期請求はどこまで自動になるのかを調べた記事にまとめました。

正直に書いておきます

各サービスは、作る側の効率化をよく作り込んでいます。 CSV一括作成のほかに、定期請求の自動作成、一括メール送信、一括PDF出力があり、毎月の内容が変わらない商売であればこれらで作業はかなり減ります。この記事はCSV一括作成の手順という1点だけを見たもので、サービス全体を比べたものではありません。

料金についても、無料で足りる場合が実際にあります。 Misocaの無料プランは請求書が月10通まで(見積書・納品書・領収書は無制限)で、その範囲ならCSV一括作成まで無料で使えます。INVOYのFreeプランも帳票まわりが厚いと公式ヘルプに書かれています。

また、会計ソフトは確定申告まで、クラウド請求書は郵送代行や入金消込まで担うものもあり、守備範囲が違います。 CSV一括作成が使えるかどうかだけでサービスを選ぶ話ではありません。

私たちは各社を業務で使い込んでいないので、操作性の評価は書いていません。書いてあるのは公式ドキュメントに載っていることだけです。

私たちがつくっているものの話

ここからは自分たちの話なので、興味がなければ読み飛ばしてください。

この整理をしたのは、自分の請求作業が発端でした。毎月、取引先ごとに金額だけが違う請求書をつくる。CSV一括作成を調べて、テンプレートをダウンロードして、そこで表計算ソフトを開いている自分に気づいたというのが出発点です。表計算ソフトから離れたくて請求書サービスを調べていたのに、結局そこに戻っていました。

そこで、取引先ごとの請求書を1画面に並べて、その場で金額や明細を直せる形にしました。CSVを作る工程がないので、文字コードも列の並びも取引先名の表記ゆれも出てきません。直したらまとめてPDFに出力します。

件数が多い場合や、元データが他システムにある場合は、各社のCSV一括作成のほうが向いています。私たちが解こうとしているのは「10社前後・毎月金額だけが変わる」という条件の側です。

複数の請求書を、1画面でまとめて編集できるツールをつくっています

取引先ごとの請求書を1画面に並べて、その場で金額や明細を直せます。直したらまとめてPDFに出力。URLを開くだけで使えて、インストールもログインも要りません。月額はかからない買い切りで、インボイス制度の記載事項に対応したPDFを出力します。

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この記事で参照した公式ページ(すべて2026年8月30日確認)

※ 価格・機能・プランの区分は改定されることがあります。契約の前には各社の公式ページで最新の情報をご確認ください。